米空軍兵による少女への性的暴行事件 司令官が事件について説明も、県や被害者に対する謝罪の言葉はなし

沖縄で発生したアメリカ空軍兵による少女への性的暴行事件を受けて、沖縄に駐留するアメリカ空軍の司令官が県庁を訪れ、事件について説明しました。

嘉手納基地に駐留する第18航空団の司令官エバンス准将がきょう午前、沖縄県庁を訪れ、池田副知事に対して空軍兵が起こした性的暴行事件について次のように述べました。

第18航空団司令官 ニコラス・エバンス准将
「この容疑について真剣に捉えている。この犯罪容疑は日米同盟に尽くす多くの米軍人を反映するものではない」

エバンス准将は「県民に心配をかけていることを遺憾に思う」とした一方で、県や被害者に対する謝罪の言葉はありませんでした。

池田 沖縄県副知事
「女性の人権を蹂躙する重大かつ悪質なものであり、断じて許すことはできず、強い憤りを覚えるもの」

池田副知事はエバンス准将らに対して、被害者への謝罪や適切な補償を実施することなどを求める抗議文を手渡しました。

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