元中日の李鍾範氏が始球式 捕手役の息子、ジャイアンツ・李政厚が右手グラブで捕球 5月に左肩負傷で

 韓国代表・李政厚(イ・ジョンフ)

 「ジャイアンツ-カブス」(26日、サンフランシスコ)

 ジャイアンツ・李政厚(イ・ジョンフ)外野手の父で元中日の李鍾範氏が始球式を務めた。息子の背番号51のユニホームを着た鍾範氏はリラックスしたフォームから山なりのストライクを投じた。

 捕手を務めた政厚は右手にはめたグラブでキャッチした。5月12日のレッズ戦で打球を追ってフェンスに激突し、左肩を負傷。その後手術を受けたため、左手を使えないからだ。投球後に左手を掲げて歓声に応えた父は、マウンドを降りて息子と抱擁した。

 李政厚は名古屋市出身。韓国プロ野球で2年連続首位打者に輝くなど走攻守そろった外野手で、昨年12月にジャイアンツと6年総額1億1300万ドルで契約した。今季は負傷離脱するまで37試合に出場し打率・262、OPS・641、2本塁打の成績を残していた。

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