災害ごみ、住民判断で「臨時集積所」設置へ 今秋にも運用開始 福島・いわき市

災害時に発生する災害ごみについて、福島県いわき市は、秋にも住民があらかじめ決めた場所に「臨時集積所」を設置する取り組みを始めると発表しました。

いわき市では、去年9月の水害で発生した災害ごみが公園や道路わきなど最大300か所に放置され、問題となりました。

これを受け、市は、新たな対応として、災害ごみの臨時集積所を行政区ごとに住民があらかじめ決めた場所に設置すると発表しました。災害発生時には、住民の判断で「集積所」を開設して廃棄物の管理、運営を行い、仮置き場などへの運搬は、市が行うということです。

いわき市では、秋の台風シーズンまでに水害が想定される371の行政区で先行して、運用を始めるとしています。



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