「聞いてくれ、オオタニは過小評価されている!」大谷翔平、連日の先頭打者弾に米記者感服「我々は本当に幸運だ」

またもやプレイボール直後の豪快アーチだ。

現地6月26日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地シカゴ・ホワイトソックス戦に「1番・DH」としてスタメン出場し、2試合連続の先頭打者弾を放つなど、2打数1安打1打点、2四球。本塁打数でマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に4本差をつけ、打率.322でもリーグトップを堅守している。

再び強烈な一発が飛び出したのは、初回先頭の第1打席だ。ホワイトソックスの先発右腕エリック・フェッディと対峙すると、フルカウントから6球目に投じられた外角高めのカットボールを強振。これが打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離437フィート(約133メートル)を計測する右中間スタンドへの25号ソロとなった。

直近10試合で8発目となるスーパースターの快音には、SNS上からも反響の声が続々。なかでもMLB公式サイトは、X(旧ツイッター)を更新し、「この男にできないことが何かあるだろうか? ショウヘイ・オオタニが10試合連続打点をマークし、ドジャースの球団記録を樹立した」と新たな快挙達成を速報している。

さらに、同サイトでデータ部門を担当するサラ・ラングス記者は、「10試合連続打点を記録し、打点が公式スタッツに加わった1920年以来、ドジャースの選手による最長記録」「我々はオオタニを目の当たりにできて本当に幸運だ」と速報。マイク・ペトリエロ氏も、「聞いてくれ:オオタニは過小評価されている」と主張していた。

なお、この試合はドジャースが4対0で快勝し、ホワイトソックス相手にスイープ成功。現地28日からは、サンフランシスコ・ジャイアンツとの敵地3連戦を迎える予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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