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6月27日(現地時間26日、日付は以下同)。今夏のFA(フリーエージェント)戦線でセンターとして最も注目を浴びていたニコラス・クラクストンが、ブルックリン・ネッツと4年1億ドル(約160億円)で再契約を結ぶ意向と『ESPN』が報じた。
NBAの各チームは、すでに自チームの選手で今夏FAになる選手との交渉が解禁されていて、7月1日から他チームのFAとの交渉も可能となり、同7日に契約が解禁となる。
センターではヨナス・バランチュナス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)やモリッツ・バグナー(オーランド・マジック/チームオプション)、アンドレ・ドラモンド(シカゴ・ブルズ)もいるのだが、アイザイア・ハーテンシュタインの動向も気になるところ。
ニューヨーク・ニックス在籍2年目、NBAキャリア6年目となった今シーズン。ハーテンシュタインは75試合へ出場し、平均25.3分7.8得点8.3リバウンド2.5アシスト1.2スティール1.1ブロックにフィールドゴール成功率64.4パーセントと自己最高のシーズンを送った。
昨年12月から先発へ定着した213センチ113キロのビッグマンは、「NBAプレーオフ2024」でも先発センターを務め、13試合で平均29.8分8.5得点7.8リバウンド3.5アシストにフィールドゴール成功率59.2パーセントをマーク。
18日に『ESPN』へ公開された今夏のFA戦線の記事のなかで、ボビー・マークス氏はハーテンシュタインの契約を2年5000万ドル(約80億円)と予想。今シーズンの年俸が約925万ドル(約14億8000万円)だったことから、予想年俸の2500万ドル(約40億円)は2倍以上に膨れ上がることになる。
なお、マークス氏はベストフィットするチームとしてニックス(再契約)とともにオクラホマシティ・サンダー、デトロイト・ピストンズを挙げていたのだが、NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は、会員制ウェブサイト“The Stein Line”でサンダーとマジックも獲得を狙うかもしれないと27日に報じている。
26歳のビッグマンが、今夏のFA戦線でどれほどの契約を手にするのか。先発センター呼び戻しを狙うニックスだけでなく、他のチームも高額なオファーを提示する争奪戦になりそうだ。