国立ハンセン病療養所・大島青松園の入所者の作品展「千の風に頼るしかない里の墓」七宝焼きや川柳など142点展示【香川】

国の誤った政策でかつての患者が長きにわたり人権を踏みにじられた、ハンセン病です。正しく理解してもらおうという展示が、高松市で始まりました。

国立ハンセン病療養所、大島青松園がある高松市が開いたものです。会場の瓦町フラッグには、啓発パネルや入所者による作品、あわせて142点が展示されています。大島青松園では、平均年齢が約87歳となった今でも、入所者が七宝焼きや川柳などの創作活動を行っています。

「千の風に頼るしかない里の墓」19歳の時に入所し、現在88歳の女性の川柳です。

VRで青松園の様子を見学することもできます。

このパネル・作品展は来月(7月)3日まで開かれます。

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