混沌の時代に挑み続ける<狼蘇山シリーズ>第6弾! 豊田利晃(監督)×渋川清彦(主演)×飛驒の大自然『すぐにゆく。』完成記念、ワールドプレミア公開イベント『狼蘇山例祭』今年も開催決定!

© 豊田組 時代と社会に迅速に呼応し、揺るぎない信念と祈りと怒りをもって、世界と映画界に旋風を巻き起こす唯一無二の映画監督・豊田利晃。 狼蘇り信仰を軸に、2019年『狼煙が呼ぶ』、2020年『破壊の日』、2021年『全員切腹』、2022年『生きている。』、2023年『ここにいる。』と毎年、混沌の時代に挑む作品を作り続ける短編章<狼蘇山シリーズ>を生み出し、6年目となる2024年、最新映画『すぐにゆく。』が撮影完了。ティザースチールヴィジュアル2点とティザー映像が解禁、コメントが届いた。

© 豊田組 第6弾となる今年は、飛驒の山奥の秘境で撮影を挑み、狼信仰を背景に描かれる、人間の怒りと祈り、現代のもののけとの対峙と離脱を呈示する。 主演は、前々作『生きている。』前作『ここにいる。』に続き豊田組常連かつ盟友の映画俳優・渋川清彦。山で、川で、滝で、修行者の男を体現する。 音楽は、飛騨高山のアンビエントの鬼才・飛騨音響派、エンディング曲「狼人間」を謎の音楽集団・狼蘇らせ隊♡が担当。

▲飛騨音響派

▲狼蘇らせ隊♡ 到着したティザー映像では、荘厳な滝を背に男が在る。修行か、祈りか、その姿を捉えるカメラが静かに動きだす──。 物語のキーとなる男と狛犬の2点のスチールヴィジュアル、長編映画『次元を超える』を前に、「自らの想像力だけが未来を創る。」として本作を誕生させた豊田監督の制作意図、コメントとともに期待が募る。 ▼ティーザー映像 Youtube URL

https://youtu.be/Rkf-lcnkrDs

また、今年も恒例となった7月24日(水)には、渋谷WWWXにて<映画『すぐにゆく。』ワールドプレミア公開イベント>の開催が決定。 <狼蘇山例祭>として、『すぐにゆく。』上映のほか、渋川清彦、豊田監督の舞台挨拶、飛騨音響派のライブ、切腹ピストルズのライブとともに、一夜限りの祭りが立ち上がる。

▲切腹ピストルズ

チケットは6月29日(土)10:00より、豊田組オンラインショップ内にて販売スタート。 混沌の時代に生きる意味を問う、祈りのような映画と、笑いと涙と音楽の祭り。ぜひご参加の上、お楽しみいただきたい。

『すぐにゆく。』制作意図

物質至上主義の時代は終わった。心の時代、意識の時代は始まっている。

AIもパソコンも心を持つ。それは量子力学の科学も証明している。

肉体を超えた人間の意識は果てしない可能性があり、人生を豊かにする。

自らの想像力だけが未来を創る。

想像力だけが俺たちを本当に辿り着きたい場所を導いてくれる。

想像力だけが世界と戦い、平和を祈る。

俺たちの想像力が試されている。

──2024年5月1日 豊田利晃

渋川清彦 コメント

豊田利晃は修行僧ようだ。その中に遊びもまぜつつ。

それなので今の豊田映画の物語に入ると自分も修行僧のようになります。

そして僕も物語と共に修行をしました。

3日目すべての撮影終了日暮れ前、雲がかかってた乗鞍山が最後に晴れました。

みんなの祈りが通じたようでした。

自然の厳しさ優しさ美しさに触れ、少し成長したような三日間だった。

豊田利晃監督 コメント

2023年の冬至の日、心を失っていた僕は、飛騨高山の水無神社で背中を押され、救われた気がした。

2024年の夏至の日、撮影隊とともに水無神社の狼に礼を言った。

誰かのことを思い、誰かの為になら「すぐにゆく」と思う気持ちさえあれば、

大抵のことは乗り越えられると信じている。

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