(CNN) 世界の住みやすい都市ランキング2024年版が26日に発表され、オーストリアの首都ウィーンが3年連続でトップに立った。
英経済誌エコノミストの姉妹組織、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめたランキングは、世界173都市について、医療、文化・環境、安定性、インフラ、教育の各項目ごとに評価している。
首位のウイーンは5項目中4項目で満点をマーク。文化・環境については、大きなスポーツイベントがないという理由で減点になった。
2位はデンマークの首都コペンハーゲン。昨年6位だったスイスのチューリヒは3位に浮上した。
オーストラリアのメルボルンは3位から4位に後退し、5位はカナダのカルガリーとスイスのジュネーブが並ぶ。
カナダのバンクーバーとオーストラリアのシドニーは7位タイ、大阪とニュージーランドは9位で並んだ。
西欧は全般的に高得点を獲得し、30都市の平均は100点満点中92点。ただ、「破壊的な抗議運動の増加」や犯罪を理由に安定性の点数は下がった。
米国の都市は23位のハワイ州ホノルルが最高で、ジョージア州アトランタが4位上昇して29位に入った。
ロサンゼルスはさらに順位を下げて58位、ニューヨークは70位だった。