【韓国】現代自のキャスパーEV、釜山で初公開[車両]

初公開されたキャスパーEV(現代自提供)

韓国完成車大手の現代自動車は27日、釜山市の国際展示場BEXCOで開催中の「釜山モビリティーショー」で、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「キャスパー」の電気自動車(EV)モデル「キャスパーエレクトリック」を初公開した。

キャスパーエレクトリックは49キロワット時の三元系(NCM=ニッケル、コバルト、マンガン)バッテリーを搭載し、1回の充電で315キロメートルの走行が可能だという。従来の内燃機関モデルに比べボディーの全長を230ミリメートル長くしたほか、ホイールベースは180ミリ、トランク部も100ミリそれぞれ拡張し、快適な車内空間を実現した。

このほか、ハイウエー・ドライビング・アシスト(HDA)や車線維持支援、ペダル誤作動防止など各種機能が搭載された。

■7月にも予約受付開始

現代自は7月にもキャスパーエレクトリックの一部モデルの事前予約を開始し、他モデルも順次発売する計画だ。

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