5年ぶりに食の風物詩 「激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」 群馬・館林市で7月6日から8月31日

激辛のうどんを試食する関係者

 群馬県館林市の暑い夏を飲食で盛り上げる「激辛・激甘・激冷(げきひや)グルメ総選挙」(館林商工会議所主催)が5年ぶりに開かれる。6月27日に市役所でオープニングセレモニーが開かれ、通算8度目となる今回は7月6日~8月31日、市内や近隣の飲食店39店が45品でグランプリを競う。

 「総選挙」は2013年に開始。20年からコロナ禍の影響で中断し、代わりに飲食店のテイクアウト商品を対象にした「家でも店でも楽しめるグルメ総選挙」を行った。今回、激辛はラーメンや揚げ物、激甘は和菓子やデザート、激冷は麺類や飲料などがエントリーしている。

 セレモニーでは関係者が辛い「汁なし坦々(たんたん)うどん」を試食し、顔を真っ赤にしながら激辛グルメをアピールした。同会議所の谷田川敏幸副会頭は「地域の食を楽しんで夏を乗り切ってもらえれば」とあいさつ。多田善洋市長は「館林の夏の風物詩として盛り上げて」と激励した。

 参加店とメニューを載せたマップに投票用紙が付いており、2店で対象メニューを食べると1票、投票できる。抽選で100人に参加店の商品券2000円分をプレゼントする。マップと投票箱は市役所や参加店などに置かれる。

 問い合わせは同会議所(☎0276-74-5121)へ。

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