サウスゲイトがダメなのは戦術じゃない! 英紙が驚きの指摘「彼の最大の失敗は服装かもしれない」【EURO】

EURO2024のグループステージを1勝2分の戦績で首位通過したイングランドだが、その戦いぶりは期待外れとの声は少なくない。

やり玉にあげられているのはガレス・サウスゲイト監督だが、イギリスの日刊紙『THE Sun』は、「EURO2024での戦術を巡って批判を浴びている。だが彼の最大の失敗は服装かもしれない」と指摘する。

「サウスゲイト監督が2018年ワールドカップで着用した幸運のベストは、1990年以来初めてイングランドを準決勝に導いたことで大ヒットとなった」

記事では、指揮官の身なりを振り返る。

「次のEUROでイングランドは決勝まで進んだが、PK戦でイタリアに敗れた。彼はベストを脱いだが、シャツとネクタイはそのまま着用した。

2022年のワールドカップになると、サウスゲイト監督は試合当日の服装に関して少し気楽になり始めた。彼は中東での試合では、4分の1丈のジップアップシャツとジャケットを選んだが、準々決勝でイングランドはフランスに1-2で敗れた」

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迎えた今回のEUROではどうか。

「セルビアとの初戦では、同様の4分の1丈のジップアップシャツとジャケットを着用した。その後の2回の退屈な試合では、ジャケットを脱ぎ捨て、白いジップアップ姿でベンチから試合を観戦していた」

そして、服装と戦績を照らし合わせてみる。

「ベストを着用した状態では57パーセントの勝率で、主要大会ではシャツとネクタイのみを着用すれば100パーセントの勝率を誇っていた。実際、彼はネクタイを着用すれば13試合中たった1回しか負けていないが、ジップアップでは8試合のうち半分しか勝っていない」

イングランドは決勝トーナメントのラウンド16でスロバキアと対戦する。THE Sunは「スロバキア戦のキックオフ前に彼がベストを着ていたり、シャツとネクタイ姿に戻っていれば、その理由が分かるかもしれない。しかし、現在の傾向を続けるなら、またしても悲惨な結果になることが予想される」と展望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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