「絶望している中国サッカー」難敵揃いの“死の組”に韓国メディアが同情「インドネシアも今や勝利を保証できない相手だ」

中国にとっては厳しいグループに組み込まれたかもしれない。北中米ワールドカップのアジア最終予選でC組に入り、日本、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、インドネシアと戦うことになった。

この顔触れに韓国メディア『日刊スポーツ』は、「絶望している中国サッカー。史上最悪の組分け、ワールドカップに行くには“奇跡”が必要」と題した記事で、予選突破の難易度に見解を示した。

「史上最悪の組分けに泣きついている。日本とオーストラリア、サウジアラビアなど難敵と同居する、いわゆる“死の組”に編成されたためだ。

日本(FIFAランキング17位)とオーストラリア(同23位)、サウジ(同56位)は、ポット1~3に属するチームの中でFIFAランキングが最も高い。これらのチームがすべて集まった組に中国(同88位)も入った。ポット4のバーレーン(同81位)も中国よりFIFAランキングが高く、インドネシア(同134位)も今や中国が勝利を保証できない相手となった」

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同メディアは、とりわけオーストラリアとサウジアラビアを手強い相手と見なしている。

「特にポット2とポット3ですべてのチームが避けたかったオーストラリアとサウジアラビアが組み合わされ、中国にとっては最悪の結果となった。オーストラリアは韓国とトップシードを争った結果、ポット2だった。サウジアラビアもポット2が有力だった。偶然にもその国と一緒になったわけだ」

W杯の出場権を得られるのはグループの上位2か国。3・4位はプレーオフに回り、5・6位は脱落。記事では「中国サッカーの立場からすると、ワールドカップ本戦直行はもちろん、プレーオフ進出すら不透明な状況だ」と憂慮した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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