「笑いだけじゃない落語の深さ楽しんで」 三代目林家菊丸さんが独演会へ意気込み

By 三重テレビ放送

7月7日に行われる独演会を前に、三代目林家菊丸さんが三重県四日市市の森市長を表敬訪問し意気込みを語りました。

四日市市出身で市の観光大使も務める菊丸さんは、2022年度の文化庁芸術祭大衆部門において、三重県出身者として初めて大賞を受賞しました。

7月には芸歴30周年を迎え、地元四日市市で初めての記念独演会が開かれることから、菊丸さんが「入門から30年で、地元のホールで独演会ができるのは最高の喜び。笑いで四日市を元気に活気づけたい」と意気込むと、森市長は「行かせていただきます」と期待の高座に笑顔を見せていました。

また、菊丸さんは「人情噺も取り入れながら笑いと涙をさそうような、落語の深さや幅広さを楽しんでほしい」と話していました。

独演会は7月7日に四日市市文化会館で行われ、十八番の「幸助餅」や芸術祭大賞受賞のきっかけとなった「井戸の茶碗」などが披露されます。

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