2打差単独首位の桑木志帆 中止に「残念」も切り替え早い!「トレーニングして、ネイル行きます(笑)」

 直筆サイン入りステッカーを手に笑顔を見せる桑木志帆(左)と尾関彩美悠(撮影・伊藤笙子)

 「女子ゴルフ・資生堂レディース・第2日」(28日、戸塚CC西C=パー72)

 初日に65をたたき出し、2位に2打差の単独首位発進に成功した桑木志帆(21)=大和ハウス工業=が、大会第2日の中止決定後、報道陣の取材に応じた。

 本来なら午前7時45分にスタートする予定だった。5時過ぎにはコースに到着して、この日のラウンドに備えていたが、雨脚が弱まる気配や予報もなく、荒天のためあえなく中止に。「残念ですが、雨の中やるのがいいのか悪いのか分からないので、ゆっくり休める日だと思って過ごしたい」と話した。

 54ホールの短縮競技となり消化ホール数が少なくなった分、逃げ切りには有利に働く。それでも、悲願の初優勝へ桑木は攻めの姿勢を忘れない。明日の第2ラウンドに向けて「明日から晴れて暑くなるので、しっかりとどこまで伸ばせるかだと思う。ガツガツいきたい」と力を込めた。

 もっとも、中止となってからの気持ちの切り替えは早かった。中止決定後、会場に残ったギャラリーへのサイン会に参加し、その後は練習場で調整を行う予定。さらに夕方から「トレーニングして、ネイルの予約が入っているのでネイルに行きます」と笑顔を見せた。

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