富山県内の5月の有効求人倍率が2カ月連続で低下し、富山労働局は雇用情勢を14カ月ぶりに下方修正しました。
富山労働局によりますと、県内の先月の有効求人倍率は前の月より0.04ポイント下がって1.39倍となり、2カ月連続の低下です。
産業別の新規求人は、情報通信業や生活関連サービス業、娯楽業で増加した一方、製造業や運輸・郵便業では物価高騰などの影響を受け、それぞれ、およそ10%少なくなりました。
富山労働局は、県内の雇用情勢について、求人の動きに足踏み感があり改善の動きに弱さが見られるとし、物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意する必要があると14カ月ぶりに下方修正しました。