住宅街で自分の軽トラックに放火した疑いで男(27)逮捕 自ら2度警察に通報も「イライラしてやった」と容疑認める(高知)

四万十市の住宅街で自身が所有する軽トラックに火をつけた疑いで27歳の男が逮捕されました。

逮捕されたのは四万十市中村一条通の自称警備員の男(27)です。
中村警察署の調べによりますと、男は26日午後10時40分ごろと、27日午前1時20分ごろの2回にわたり、四万十市の住宅街にある空き家の敷地内で、自身が所有する軽トラックに火をつけた放火の疑いがもたれています。

男は26日午後10時40分ごろ、住宅街の空き家の敷地内で軽トラックの助手席にライターのオイルをかけた上で火を点け、「帰宅してから車に戻ると火が出ていた」と警察に通報。警察官が現場に駆けつけると、すでに男が自分で消火していたということですが、その約2時間半後、同じ空き家の敷地内で、軽トラックのハンドルに火を点け、「クラクションが鳴っている」と再度警察に通報。駆けつけた警察官が消火器で消火しました。警察が捜査を進める中、男が自分の車に火をつけた疑いが強まったとして28日未明、男を逮捕しました。

調べに対し男は「いらいらしてやった」と容疑を認めていて、警察が動機などを調べています。

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