遺体に複数の“刺し傷”、死因は出血性ショック…市営住宅に女性(76)の遺体、殺人事件として捜査 連絡が取れない同居の次男が何らかの事情知っている可能性

24日、高知市の市営住宅で見つかった女性の遺体について、司法解剖の結果、死因は出血性ショックとわかりました。遺体に「複数の刺し傷がある」ことなどから、警察は、“殺人事件”として捜査を進めています。

24日午後、高知市十津(とおづ)の市営住宅の一室で、出血した状態の女性の遺体が見つかりました。高知東警察署の調べによりますと、司法解剖の結果、遺体は、この部屋に住む三谷田鶴子(みたに・たずこ)さん(76)と判明。死因は「出血性ショック」で、死亡推定時刻は「6月23日夜から24日未明」とみられています。

三谷さんの体には「複数の刺し傷」があり、部屋からは“血のついた刃物”が見つかっていることなどから、警察は殺人事件として捜査を進める方針です。犯人は、まだ特定されていません。

三谷さんは事件当時、次男と2人暮らしでしたが、遺体発見から現在まで、次男とは連絡が取れていないということです。警察は、次男が何らかの事情を知っているとみて、行方を追っています。

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