きょう昼過ぎ、井原鉄道・神辺駅行の列車が小田駅で所定の停止位置を通り過ぎて停車しました。けが人はいませんでした。
井原鉄道によりますと、きょう(28日)午後0時36分ごろ、井原鉄道・神辺駅域の1両編成の列車が小田駅で停車しようとしたところ、車輪がロックして走る「滑走」という状態になり止まれなくなったということです。このため、乗務員がブレーキを戻したり再びブレーキをかけるなどしてホームを通り過ぎて20mのところで列車を停止させました。
その後、列車は安全確認を行った後、所定の停止位置まで後退し、2人が降車後、2分半遅れで運転を再開しました。小田駅から乗車する人はいませんでした。
また、後続の列車に遅れはありませんでした。
井原鉄道によりますと、列車がオーバーランした時は雨の降り始めだったとのことです。
井原鉄道では、乗務員の点呼時にきょうの事象を説明し、再度、入駅時の注意を呼び掛けるとともに、毎月実施する乗務員の勉強会の際に、改めて全員に周知徹底するとしています。