国内初!野生の精子による人工授精でライチョウのヒナ2羽誕生 富山市の動物園 「動物園でも遺伝的な多様性を維持できる」

国内で初めてです。富山市の動物園で28日、人工授精でライチョウのヒナ、2羽が誕生しました。

乗鞍岳の野生の雄から精子を採取し、動物園の雌5羽に授精させました。産卵した12個を機械で温め2羽のふ化に成功しました。

環境省によりますと野生の精子による人工授精もヒナの誕生も国内で初めてです。

限られた数で繁殖させる動物園でも遺伝的な多様性を維持できると意義を説明しています。

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