「デンリュウ」推し!長崎県がポケモンとの地域活性化協定が始動

長崎県は、観光振興と地域の活性化などを目的に、子どもたちに人気のアニメ「ポケットモンスター」と連携して様々な取り組みを進めていくことを発表しました。

「デンリュウの登場です」♪でんでらりゅうばでてくるばってん~
長崎で親しまれている童歌「でんでらりゅうば」にちなみ、「デンリュウ」が「ながさき未来応援ポケモン」に任命されました。

株式会社ポケモン 宇都宮崇人 代表取締役:
「デンリュウのしっぽが光って灯台の役割をポケモンの世界ではたしている。長崎県の過去の歴史、これから向かっていこうとしているミライを結び付け、海外の人にも国内の人にも受け止めてもらえると嬉しい」

「デンリュウ」は、光(ライト)ポケモン。
夜景が有名な長崎と親和性が高いとして「推しポケモン」に選ばれました。

「ポケモン」はこれまでに9つの道や県と連携し、特産品の開発やポケモンをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」を設置しています。

今後県内5つの市や町で各地をモチーフにした「ポケふた」が設置される予定で、県は県内を巡ってもらう周遊ラリーを実施する計画です。

「どうぞ~」
午後からは「デンリュウ」と県の花木「つばき」がデザインされた「ラッピング路面電車」の出発式が行われました。

長崎電気軌道 中島典明 代表取締役社長:
「デンリュウは電気のポケモンと伺っている。電力料金が高騰しているので、何とかこの車両だけでもデンリュウ様の電気で走ってもらえれば」

28日から長崎市内を走り始め「ラッピング路面電車」。車内にもポケモンの世界観が広がっています。

NBC記者「降車ボタンを押すと、デンリュウの頭が光るイメージになっています」

電気軌道のウェブサイトで車両を探すことで、運行状況を確認することもできます。
29日には佐世保市でも、「デンリュウ」のラッピングバスと「ポケふた」のお披露目が行われる予定です。

© 長崎放送株式会社