来月3日の新紙幣発行を前に、長崎市の書店では新しい紙幣をデザインした「タオル」の販売が始まり、一足先に新紙幣を手にした気分になれると評判を呼んでいます。
千円札・五千円札・一万円札。三種類の新紙幣のデザインが「タオル」と「ハンドタオル」になりました。
長崎県官報販売所 片山健太さん：
「例えばこのハンドタオルで汗を拭くと…お金持ちになれるかもしれません」
販売されているのは、政府刊行物などを取り扱う書店「長崎県官報販売所」です。
日本政府の機関紙である「官報」、そして来月3日に発行される新紙幣、どちらも国立印刷局が印刷していることから、新紙幣グッズの販売に思い至ったということです。
今月26日に販売を開始したところ、その日のうちにほぼ完売するほどの人気で、追加の商品が28日の昼に到着したばかりです。
長崎県官報販売所 片山健太さん：
「せっかくの紙幣が変わるタイミングなので、みんなで楽しめたらなと思って取り扱うことにしました。人とコミュニケーション取る時に使ってもらえたら嬉しいです」
長崎県官報販売所では在庫不足が想定されるため予約を受け付けており、遠方の人には発送での対応も行っているということです。
ちなみに一番人気は「1万円札」だということです。
