知事を巡る“政治とカネ”…「自身の承認なく多額の出金」と監査人の刑事告訴も視野【長崎】

大石知事は「自身の承認なく、後援会から多額の出金がなされていた」と発表しました。

監査業務の担当に渡った可能性があるとして、刑事告訴も視野に確認を進めています。

大石知事
「私の承認なく多額の出金がなされており…」

大石知事は県庁で、自身の承認なく後援会から監査業務の担当に多額の現金が渡った可能性がある、と発表しました。

その担当との契約関係はすでに終了していますが、詐欺罪にあたる可能性があるとして被害届の提出や刑事告訴も視野に確認を進めるとしています。

大石知事は28日夕方、取材に応じましたが…

「確認が必要」

精査が必要、などとしてほとんどの質問に回答しませんでした。

県議会では大石知事が現職の県議会議員側から約300万円を借りたことが政治倫理上の問題があるとの指摘がありました。

大石知事は6月中に収支報告書を訂正するとしていましたが「対応を保留する」としています。

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