佐賀西部コロニーでカブトムシ初出荷「命の大切さを学んで大切に育てて」【佐賀県】

太良町の福祉施設で育てられたカブトムシの出荷が28日始まりました。今年も例年通り大きく育っているということです。

太良町の社会福祉法人「佐賀西部コロニー」では、障害がある利用者の就労支援の一環で約40年前からカブトムシを育てて販売しています。
28日から出荷が始まり、利用者と職員が慣れた手つきでカブトムシを虫かごに入れていました。
カブトムシはオスが約8センチ、メスが約5センチと例年通り大きく育ったということです。

【佐賀西部コロニー昆虫班担当職業指導員 渡邉竜さん】
「カブトムシという小さな命を通じて命の大切さを学んでほしい。大切に育ててほしい。」

カブトムシはオスが495円、メスが220円で、8月上旬ごろまで約7000匹が出荷されます。
佐賀西部コロニー昆虫の里や白石作業所「こだわり館」で28日から販売されているということです。

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