物価高の影響で製造業やサービス業などで求人数が減少 4カ月連続で有効求人倍率低下

5月の三重県内の有効求人倍率は前の月から0.02ポイント下がり、4カ月連続で前の月を下回りました。

三重労働局によりますと、先月の県内の有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント下回る1.19倍となり、全国の平均倍率1.24倍を0.05ポイント下回りました。

5月の求人数は長引く物価高の影響などから製造業やサービス業、建設業や運輸業など多くの産業で求人数が減少しました。

三重労働局は小規模事業者では人手が不足しているものの、雇用する余裕がない事業者が多いとみています。

県内の雇用情勢について三重労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の改善の動きに弱さが見られる」としています。

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