高校生の個人情報が入った紛失USBメモリー…匿名の封書によって破壊された状態で県教委に戻る【長野】

県立高校の教職員が紛失した個人情報が保存されたUSBメモリー。県教育委員会が情報を求めていましたが、今月25日になって、破壊された状態のUSBが送られてきていたことがわかりました。

USBメモリーには、令和4年度に在籍していた全校生徒369人分の名前や住所、それに130人分の英語のテストの結果などが保存されていました。

今月18日、「拾ったUSBに個人情報が保存されている」との匿名の封書によって紛失が発覚し、県教育委員会が情報を求めていました。

その後、今月25日になって、再び匿名の封書で、破壊された状態のUSBが県教育委員会あてに送られてきました。データの復旧は難しい状態とみられ、同封されていた手紙には、「手元には何も残っていないこと」や、データの内容について「他言していない」との内容が書かれていたということです

県教育委員会では、紛失の経緯を確認するため、封書とUSBを警察に提出し、捜査に協力していくとしています。

今のところ、個人情報の流出は確認されていないということです。

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