白石町生まれ 国の特別天然記念物「コウノトリのひな」巣立つ【佐賀県】

白石町の電柱に巣を作っていた国の特別天然記念物コウノトリについて、町は、今年4月に生まれたヒナ1羽が28日巣立ったと発表しました。

白石町によりますと、コウノトリのヒナは午前8時半ごろ巣から飛び立ち周辺の電柱に飛んで行ったり、着地したりしていたということです。
コウノトリの親子はこのあとしばらく巣を拠点に活動しますが8月ごろ町内をあとにし、エサを探しながら九州北部で生活する見込みです。
日本野鳥の会佐賀県支部は「コウノトリのつがいは子育てに成功したので、また来年も白石町内で営巣し子育てに励むだろう」としています。

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