「森の芸術祭」テーマに多彩な意見交わす/ホテルグランヴィア岡山の「語りの会」【岡山市】

岡山県北部を舞台に今秋、初めて開かれる「森の芸術祭」が新たな地域振興として期待される中、この芸術祭をテーマにしたイベントが6月27日夜、岡山市内で開かれました。
岡山市内で開かれた「語りの会」です。
ホテルグランヴィア岡山が地元経営者らをゲストスピーカーに迎え毎月開いているもので、岡山の文化、食、農業、芸術などをテーマに気軽に語り合い、さまざまな人と人とのつながりを創出することを目指すイベントです。
27日夜は、開幕を3カ月後に控えた「森の芸術祭」実行委員会事務局の森岡和子次長が登壇しました。
会では、津山市の衆楽園や新見市の井倉洞など、地域を代表する名所などで13カ国35組のアーティストが手掛ける作品の計画や、周遊観光推進において要となる鉄道・バスの強化策など現在の準備状況を紹介。会場に集まった旅行など関係する業界や開催自治体の人たちからは、会場へのアクセスで少しでも不便をなくすためにより一層の対策をしてほしいという声や、キャッシュレス決済の対応などインバウンド客の受け入れを意識すべき、といった意見などが出されました。
「森の芸術祭」は岡山県北の12市町村を舞台に9月28日から11月24日まで58日間の日程で開催されます。

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