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投資話をもちかけて、顧客から現金をだまし取った罪などに問われている野村証券元社員の男の裁判です。岡山地裁は、男に対し、懲役3年6か月の判決を言い渡しました。
詐欺や出資法違反などの罪に問われているのは、建部昌弘被告(53)です。
起訴状などによりますと建部被告は、元同僚と共謀し、2021年から2022年の間、投資実績が黒字などと装い、顧客7人から約9700万円の現金をだまし取った罪などに問われています。
きょう(28日)の裁判で岡山地裁の本村曉宏裁判長は、「言葉巧みに被害者を信じ込ませ、多額の現金をだましとった行為は悪質」として、懲役4年の求刑に対し、懲役3年6か月の判決を言い渡しました。