「普通科と職業科を一体化した新学校設立の実例も」県立高校再編で富山地区2回目のワークショップ

2027年度以降の富山県の県立高校再編に向けて、これからの学校について話し合うワークショップが28日開かれ、様々な意見がだされました。

富山地区では2回目となるワークショップには、学校関係者や民間の代表などが参加し、これからの県立高校の学科やコースなどについて、具体的な意見交換が行われました。

なかには大学や企業の立地が多い富山地区の強みを生かして、専門性の高い教育をするべきといった意見もあるなか、神奈川県で勤務したことのある教員は普通科と職業科を一体化した新学校を設立した実例を紹介し、地区ごとに学校の特色を持たせることで生徒の興味を引き付けられるのではないかといった提案をしていました。

*富山西高校教員 中嶋友美さん
「その地区に行かないと、その学びができないような地区の特色が出る学科があれば、県全体で専門学科が点在・分散して生徒の取り合いにもならない」

このワークショップは来月10日までに、新川・砺波・高岡の3地区でも開かれます。

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