中日・大野雄大が約2カ月ぶりに一軍登板 開幕から無傷6連勝中のDeNA・東克樹と対決

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大野雄大が4月20日以来の一軍マウンドへ

中日の大野雄大が29日、本拠地バンテリンドームで行われるDeNA戦で、4月20日の阪神戦以来、約2カ月ぶりに一軍の先発マウンドに上がる。

昨年4月に受けた左肘のクリーニング手術から復帰した左腕は、4月3日の巨人戦(バンテリン)で今季初先発。5回66球を投げて4安打4奪三振1失点と好投し、556日ぶりの勝利を飾った。

ただ今季2試合目の登板となった同月20日の阪神戦(甲子園)では、1.1回4安打3四球6失点と乱調。翌21日に出場選手登録を抹消され、二軍で再調整となっていた。二軍降格後はここまで6試合に登板し、近2試合は計13イニングを投げて無失点と復調をアピール。前回登板から中9日で今日の登板に臨む。

DeNAとは2022年8月5日以来の対戦となる。チームは9試合連続で2得点以下と深刻な得点力不足に陥っているだけに、ベテラン左腕の復活にかかる期待は大きい。

昨季敵地でマダックス達成している東克樹

一方、DeNAの先発は東克樹。投手陣の大黒柱である左腕は、今季13試合に先発して開幕から負けなしの6連勝、防御率は2.01をマークし、ここまでの全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、エースとして先発陣をけん引している。

前回登板した22日の阪神戦(甲子園)では、8回101球を投げて5安打2失点の快投で、今季6つ目の白星を手にした。そこから中6日で今日の登板を迎える。

中日とは今季5月17日に本拠地で1度対戦。今季最多となる123球を投げて7.2回6安打7奪三振1失点の力投で、チームの連敗ストップに貢献した。敵地では昨年4月30日以来の登板。9回4安打無失点、わずか97球での完封劇で、「マダックス」を達成。相性の良いマウンドで今日も好投が期待される。

チームは昨季の勝利で2位・阪神にゲーム差なしに肉薄。開幕から連勝街道を突っ走るエース左腕で早々にカード勝ち越しを決めることができるのか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-広島・大瀬良大地(東京ドーム)
ヤクルト・奥川恭伸-阪神・伊藤将司(神宮)

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ソフトバンク・大津亮介(エスコンF)
楽天・瀧中瞭太-西武・隅田知一郎(楽天モバイル)
ロッテ・種市篤輝-オリックス・田嶋大樹(ZOZOマリン)

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