【恐怖】深夜に現れた“アルファード窃盗団” 人気車種を狙い犯行か…異変を察知しあっという間に逃走 川崎市

神奈川・川崎市の住宅街で23日午前3時半ごろ、人気車種アルファードを狙う窃盗団をカメラがとらえた。
異変に気がついた持ち主が駆けつけると、あっという間に逃走してしまったという。
警察は窃盗未遂事件とみて捜査している。

計画周到な窃盗団…見張り役も

川崎市幸区の住宅街で23日午前3時半ごろ、人気車種アルファードを狙った窃盗団がカメラにとらえられた。

異変に気がついた持ち主が駆けつけると、窃盗団はあっという間に逃走し、逃げ足の速さを見せた。

住宅街にやってきた1台の車は、車内からライトを照らし、周りを警戒している。
住宅の近くに止まると、2人組の男が車から降りてきた。
男はどちらも頭にライトをつけていて、黒い布で口元を隠している。

1人が目をつけたアルファードの助手席側へと回ると、明かりをつけ盗もうとし始めた。
もう1人は見張り役か、車の前に立ちながら周りを警戒。

この時、自宅の中にいたというアルファードの持ち主は、「駐車場付近から物音がしたので。これは車持って行かれるなと思って。そーっと降りていったつもりなんですけど…」と話す。

物音すると「一目散に逃走」

持ち主は物音で異変に気がつき、忍び足で駐車場に向かったが、盗みを進めていた窃盗団たちは何かを察知したのか、急いで自分らの車に乗り込むと、猛スピードで逃げていった。

アルファードの持ち主は、「怖さっていうのはなかったですね。持っていかれる前に犯人を捕まえるっていうか、そっちが先で」と話した。

盗みは失敗し、あっという間に逃げていった窃盗団だったが、車には盗もうとした際に何かを差し込んだとみられる傷が残され、修理費用は約20万円となるという。

警察庁によると、アルファードは2023年の1年間で車種別での盗難台数が一番多く、2022年から倍以上に増加しているという。

車の持ち主は警察に被害届を提出し、警察は窃盗未遂事件とみて捜査している。
(「イット!」 6月25日放送より)

© FNNプライムオンライン