熊本市電 ダイヤ改正で減便 背景には人手不足

熊本市電はダイヤを改正しきょう(29日)から運行本数を減らしています。

その大きな理由は運転士不足です。

これまで平日は2系統の上りと下り計433本運行していましたが、29日から朝の通勤時間帯も含め64本が減便となっています。

土日祝日も約60本、減便です。

また、最終便が最大で42分繰り上げとなります。

熊本市交通局によりますと熊本市電では昨年度、運転士が86人から76人に、車掌が15人から9人に減り人員不足が深刻化しています。

熊本市交通局は今年の夏から新たに10人運転士の研修を行うなど、環境改善にも取り組んでいて来年春には人員不足の解消が見込めることからダイヤを元に戻す方針です。

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