【独自】毎年1粒だけ…謎の「ミニトマト」泥棒 去年も同様の犯行「敷地に入って来られるのが気持ち悪い」 兵庫・神戸市

兵庫・神戸市の住宅で25日未明、庭先で育てているミニトマトを“1粒だけ”盗んでいく男の姿を防犯カメラが捉えた。しかも1年前の2023年も同様の犯行があったという。トマトを“1粒だけ盗む”という謎めいた犯行に被害者も困惑している。

深夜に現れた“ミニトマト泥棒”

兵庫・神戸市の住宅で25日未明、庭先で育てているミニトマトを“1粒だけ”盗んでいく男が防犯カメラに撮影された。去年も同様の犯行があったという。

辺りが静まり返った未明の住宅街に現れた男は、被害者の住宅へ大股で1歩2歩と前進。そして、食べ頃のミニトマトに迫ると、片手で1粒もぎ取り、そしてトマトを握りしめたまま去っていった。

被害者はトマトを盗んだ男について、「大量に取っていかれるんだったら、自分のご飯にするのかなって思うんですけど、1個だけっていうのがずっと私もよく分からなくて」と困惑した様子。

去年もトマトを1粒盗む…なぜ?

トマトを“1粒だけ盗む”という謎めいた犯行。

しかも同じ男とみられる“家庭菜園ドロボー”は、2023年にもトマトの食べ頃の時期にやってきて、やはり“1粒だけ”盗んでいた。

被害者宅の子供たちは毎年収穫を楽しみにしているため、ショックを受けている。

被害者は「『え?トマト取られたん?』みたいな感じで、(子供が)ぼそっとちょっと悲しそうにつぶやいていました。子供たちの(収穫する)楽しみがあって植えてるっていう感じなので」と話す。

男は、その年ごとのトマトの出来栄えを味見したいのだろうか?

深まる謎に被害者は「トマト取られてどうこうより、狙って敷地内に入って来られてるっていうのがちょっと気持ち悪いです」と語った。
(「イット!」 6月27日放送より)

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