大阪桐蔭が創志学園に快勝 最速154キロ右腕・平嶋は2回1安打無失点3奪三振 プロ注目のラマルは2安打

 ベンチで指揮を執る大阪桐蔭・西谷監督

 「練習試合、大阪桐蔭7-1創志学園」(29日、龍間ぐりーんふぃーるど)

 大阪桐蔭が創志学園と練習試合を行い、快勝した。

 初回に1点の先制を許すも、三回に先発した中野大虎投手(2年)が右中間への二塁打を放ち、チャンスメーク。1死二、三塁から二ゴロ間に同点に追いついた。

 五回1死満塁では徳丸快晴外野手(3年)が一、二塁間を痛烈に破る右前適時打で勝ち越し。1点リードの七回2死二、三塁でも中前2点適時打をマークして躍動した。春の府大会は欠場していたプロ注目のラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手手(3年)は四回先頭で中前打を放つなどマルチ安打を記録した。

 最速154キロ右腕・平嶋桂知投手(3年)は八回から登板して力強い直球を披露。2回1安打無失点、3奪三振だった。

 今春はセンバツに出場するも準々決勝で報徳学園に敗れ、春の大阪大会も準々決勝で大院大高に敗戦。春夏連覇した2018年以来となる夏の全国制覇に向けて調整を進めていく。

© 株式会社神戸新聞社