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愛媛県松山市の陸上自衛隊松山駐屯地で29日、この春入隊した新入隊員らの修了式が行われ、自衛官として国民を守る使命感の重さに身を引き締めていました。
修了式に臨んだのは、第110教育大隊所属の新入隊員172人です。
新入隊員らは今年4月に入隊し、集団生活の中で自衛官としての規律を学びながら戦闘訓練などを3カ月間受けてきました。
式典では修了証が授与されたあと、新入隊員の代表が答辞で意気込みを述べました。
答辞 小畑亜聖2等陸士:
「前期教育を修了しやり遂げた充実感とともに、自衛官として国民を守る崇高な使命に身が引き締まる思いでいっぱいです」
隊員らはこのあと駐屯地の敷地内を行進。上官や家族に見守られながら、堂々とした行進で訓練の成果を披露していました。
松山市出身 中矢夏樹2等陸士:
「災害派遣等で活躍している自衛隊の姿を見て入隊しましたので、災害派遣を通して困っている人をいち早く助けて、国民のみなさんの信頼を得られるように頑張っていきたい」
修了式を終えた隊員らは7月から全国の部隊に配属され、専門的な訓練を受けたあと防衛や災害派遣などの任務に当たります。