23年前の若松主婦殺人事件 遺族ら情報提供呼びかけ

23年前、北九州市若松区で当時34歳の女性が自宅で殺害された未解決事件について、遺族らが29日、情報提供を呼びかけました。

JR小倉駅前では遺族や警察官が、犯人の特徴などが書かれたチラシを配りました。

事件は2001年6月29日、若松区青葉台南の住宅で主婦の関岡晴美さん(当時34歳)が胸や背中を刃物で刺され殺害されました。

事件当日、何者かが関岡さんのカードを使って現金およそ50万円を引き出す姿が防犯カメラに映っていましたが、未解決のまま23年が経過しています。

母親の関岡弘子さん(80)は「あの日のままの気持ちがずっと永遠に続いています。犯人が一日も早く捕まってくれることを願うばかりです」と話していました。

警察は「些細なことでもいいので情報提供を」と呼びかけています。(若松警察署093−771−0110)

© 九州朝日放送株式会社