政治生活40周年、福田知事が宇都宮で資金パーティー 1300人が出席

約1300人が出席した福田知事の政治資金パーティー=29日午後、宇都宮市宮みらい

 福田富一(ふくだとみかず)知事の政治生活40周年を祝う政治資金パーティーが29日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で開かれた。本県関係国会議員や首長、県議、市町議、業界団体の代表者ら約1300人が出席した。

 福田氏は秋にも行われる県知事選への6選出馬を表明している。あいさつでは少子高齢化や若者の雇用創出といった課題に触れた上で「安定的な栃木の発展に向けて身命を賭して力を尽くす。県民の支持を得て県政の礎を皆さんと築いて参りたい」と訴えた。

 福田氏は1983年、宇都宮市議に初当選。県議、宇都宮市長を経て2004年12月に知事に就任し、県政史上最多の5期20年目を迎えている。

 政治生活を「親の反対を押し切って政治活動を始め、妻の協力で12回の選挙を戦ってきた。後援会活動などを通じて多くの方の信頼を得ることにつながった」などと振り返り、「40年間支えてくださった皆さまにお礼申し上げる」と感謝を述べた。

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