長崎市は今月、災害級の暑さへの備えを促す熱中症特別警戒アラートが発令された場合に一時避難できる指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）に、公共施設23カ所を指定した。
4月から全国で運用が始まった熱中症特別警戒アラートは、気温と湿度などから算出する指標「暑さ指数」が都道府県内の全地点で35以上になると予想される場合に発令される。国は全国の自治体に、アラート発令時に暑さをしのげる場として冷房が効き、誰でも利用できるクーリングシェルターの確保を求めている。
市は発令時、防災無線やホームページ、公式LINE（ライン）などで市民に知らせる予定。対象施設にはクーリングシェルターのマークが掲示されており、開館中であれば自由に利用できる。今後、民間施設などへも拡大を図る。
対象施設は次の通り。
▽長崎市役所▽東総合事務所▽三和地域センター・南総合事務所▽伊王島地域センター▽高島地域センター▽野母崎地域センター▽東部地区にこにこセンター（東公民館）▽西公民館▽南公民館▽滑石公民館▽香焼公民館▽外海公民館▽三和公民館▽戸石地区公民館▽福田地区公民館▽三重地区公民館▽高浜地区公民館▽野母地区公民館▽黒崎地区公民館▽川原地区公民館▽為石地区公民館▽琴海文化センター▽琴海南部文化センター
