人吉市で2020年7月豪雨犠牲者追悼式【熊本】

2020年7月豪雨から7月4日で4年です。人吉市では30日、犠牲者追悼式が営まれました。

4年前の7月4日、球磨川が氾濫するなどして県内では災害関連死を含む67人が犠牲となり今も2人の行方がわかっていません。

このうち、災害関連死を含む21人が亡くなった人吉市では30日犠牲者追悼式が営まれ、遺族のほか木村知事などおよそ30人が参列。

自らも被災しながら救助活動を続けた元人吉市消防団長の丸尾 喜世人さんが
「とにかく早く避難をして欲しい。災害の教訓を風化させることなく伝え続けていきます」と追悼の言葉を述べました。

そして、遺族などが献花台に花を手向け鎮魂の祈りを捧げました。

【両親を亡くした 西村直美さん】
「4年経ったがいろんな所での災害を見ると思い出される。やっぱり4年前の事を
すごく思い出すし悲しい思いは変わりません」

人吉市役所には7月1日から4日まで献花台が設けられます。

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