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2024年元日に発生し甚大な被害をもたらした能登半島地震から半年。福井市内で、地震災害についての公開講座が行われました。
福井大学の文京キャンパスでは「能登半島地震で福井での地震災害を考える」をテーマに公開講座が行われ、県内の子供から大人まで約70人が受講しました。
講座では、福井大学で地質学を専門に研究する山本博文教授が講演しました。山本教授は「能登半島地震は特別な地震ではない」としたうえで「能登半島地震を引き起こした活断層と似た断層が越前海岸にもある。もし動いたら同じような被害は考えられる」と話しました。また、個人でできる地震への備えについては「寝室など自分が長く過ごす部屋の家具は、壁に固定するなどの対策をとることが望ましい」と呼びかけました。