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能登半島地震による被害を受けた北陸電力・志賀原子力発電所を廃炉とするよう訴える市民団体による集会が、30日石川県金沢市で開かれました。
金沢市のいしかわ四高記念公園で開かれた集会には、県内外からおよそ1100人が参加しました。集会で参加者たちは、原発施設の耐震性は不十分であり、志賀原発の沖合にある活断層で地震が発生した場合は原子炉に重大な影響を及ぼすとして、ただちに廃炉とするよう求めました。
志賀原発訴訟弁護団長の岩淵正明弁護士は「避難計画など絵に描いた餅なんです。(計画が不十分だと認められた東海第二原発と同じく)志賀原発の差し止めも当然、認められるべきではないでしょうか」と語りました。
このあと参加者は、金沢市中心部をパレードしながら原発の危険性を訴えました。
主催した市民団体では、7月1日に石川県や北陸電力に対して要請書を提出する予定です。