深谷市出身の実業家、渋沢栄一が肖像となる、新たな紙幣の発行まであと4日となりました。
埼玉県内の渋沢ゆかりの地をPRして、観光につなげてもらおうと、県は29日、県内外で街頭キャンペーンを行いました。
街頭キャンペーンは、有楽町と池袋、さいたま新都心の3か所を移動し、1日かけて行われました。
「シルクハット大作戦」と名づけられ、県の職員は渋沢のトレードマーク、シルクハットをかぶり、大野知事は燕尾服も着て参加しました。
県内には、深谷市に生誕地の「中の家」があるなど、渋沢ゆかりの地が多くあります。
キャンペーンでは、渋沢が肖像となる新一万円札をイメージしたケースが配られました。
中には、渋沢に関連する観光スポットを紹介したチラシと熱中症対策の冷却シートが入っています。
JRさいたま新都心駅前では、大野知事が通りかかった人に呼びかけたり、写真を撮ったりして、積極的にアピールしていました。