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相続税や贈与税を算定する際の基準となる今年の路線価が公表され、長崎県内の平均路線価は3年連続で上昇しました。
路線価は、道路に面する宅地1平方メートル当たりの評価額で、不動産鑑定士の鑑定などを元に国税庁が毎年公表しています。
県内で最も路線価が高かったのは、長崎市浜アーケードの78万円で、2年連続で上昇しました。
要因について、評価した不動産鑑定士は▼新型コロナの行動制限の緩和で客足が回復したこと▼新幹線の開業やクルーズ船の再開による観光客増加への期待をあげています。
県内各税務署の最高路線価は、佐世保市四ヶ町通りの49万円。
諫早市は前年の「ほんまち通り」から諫早駅前の「市道永昌東福田線通り」に変わり6万1000円などとなっています。
県内路線価の変動率は平均0.8%の上昇で、前年から0.2ポイント増え3年連続の上昇となりました。