40代女性1人が「細菌性赤痢」と診断 岡山県内で今年度初

岡山県は、備中保健所管内で、40代女性1人が細菌性赤痢と診断されたと発表しました。

岡山県によりますと、女性は6月22日から発熱、腹痛、水様性下痢の症状があり、24日に医療機関を受診し検査していたところ、6月28日に細菌性赤痢と診断されたため届け出があったということです。

女性に海外渡航歴はなく、接触者については現在調査中だということです。

国立感染症研究所のホームページ「細菌性赤痢とは」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/406-dysentery-intro.htmlを加工して作成)によりますと、細菌性赤痢は3類感染症で、国内の赤痢患者数は、戦後しばらくは10万人を超え、2万人近くもの死者がありましたが、1965年半ば頃から激減し、1974 年には2,000人を割り、以降1,000人前後で推移しているということです。

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