原爆投下から79年 広島や長崎で被爆し亡くなった人を悼む慰霊祭「二度と核兵器が使われることのない世界に」【岡山】

来月(8月)、終戦から79回目の夏を迎えます。広島や長崎で被爆し亡くなった人を悼む慰霊祭が岡山市北区で開かれました。

出席した被爆者や遺族ら約30人が黙とうをささげました。慰霊祭は、岡山県原爆被爆者会が毎年開いているものです。岡山県で「被爆者健康手帳」を所持している人は884人、昨年から67人減って、平均年齢は86.5歳と高齢化が進んでいます。出席者は献花台に花を手向け戦争のない平和な世界を祈りました。

(岡山県原爆被爆者会 廣信靖之会長)
「二度と核兵器が使われることのない世界にしていけたらと思うので、若い人に皆さん、頑張っていただきたいなという思いがしております」

会では、若者への語り部活動などを通して今後も核兵器廃絶を訴えていきたいとしています。

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