岩手の最高峰が山開き! IBC今井日奈子アナが初めての岩手山登山に挑戦 雨、強風・・・果たしてその結末は?

夏山シーズン本番!7月1日、岩手県の最高峰「岩手山」(2,038m)が山開きし、この日を楽しみにしていた多くの登山者がその頂を目指しました。IBCの今井日奈子アナウンサーも、初めての岩手山登山に挑戦しました。

【柳沢コース・馬返し登山口(滝沢市)】

(今井)
「時刻は朝の6時、岩手山の馬返し登山口に来ています。岩手(在住)歴5年にして今日、人生初の岩手山登山に挑戦します。案内してくださるのは、世界の山を歩く写真家、飯坂大さんです。 よろしくお願いします」

(飯坂さん)
「(岩手山は)南部片富士とも言われていて、地域の方に愛されている岩手のシンボル」

【柳沢コース 2.5合目】

(今井)
「ここまではずっと雨が降っています。ここで新道、旧道に分かれるんですね」

(飯坂さん)
「天気によって、どちらを行くか、途中途中で判断していきましょう。今は雨が降っているので、まずは道が広い新道を行きましょう」

雨の降り方が落ち着いてきたので、4合目からは旧道を進みます。岩が露出した「ガレ場」のコースですが、視界が開け、霧が晴れると絶景が!

【7合目】

(今井)
「7合目まで来ました。途中、同じ方と何度もすれ違って笑顔で会話したり、高山植物がきれいだったり、道も全部違うので、全く飽きません!」

【8合目避難小屋】

登山開始からおよそ4時間半。

(今井)
「8合目の避難小屋に来ましたー!建物が見えると安心しますね」

8合目避難小屋では多くの登山者が休憩していました。

(北上市からきた男性)
「(7月1日は)息子と初めて岩手山に登った記念日なんです。毎年登っています」

悪天候のため、山開きの恒例行事である山頂でのピッケル交換は中止となりました。
今井アナは標高約1,900m、山頂部の「お鉢」にまで到達しましたが・・・
強風で前に進むのが困難に。

天気がよければあと15分ほどで山頂、というところで岩手山登頂を断念。安全を第一に考え、引き返すことにしました。

(今井)
「200メートルほど降りて、8合目に戻ってきました」
(飯坂さん)
「山の醍醐味が味わえたと思います」

(今井)
「また岩手山に登ります!待ってて山頂!!」

© 株式会社アイビーシー岩手放送