熊本市立の専門学校で校舎の天井が落下 屋根の防水材の劣化による雨漏り原因か

熊本市立の専門学校で1日、校舎の天井が落下する事故がありました。けが人はいませんでした。屋根の防水材の劣化により雨漏りしたのが原因とみられます。

【堂前 泉紀 記者リポート】
「天井が落下した部分は中が丸見えになっていて、ところどころ雨漏りしているのが現在も確認できます」

1日午前7時半ごろ、熊本市西区上熊本にある熊本市立総合ビジネス専門学校の校舎2階の天井材が落下しているのを出勤してきた職員が発見しました。

落下したのは縦1・5メートル、横2・4メートルの石膏ボードの天井材で、1日未明から朝の間に落下したとみられ、けが人はいませんでした。

熊本市教育委員会によりますと、屋根の防水材が劣化して雨漏りが発生し、天井材に水が染み込んで落ちたとみられています。

校舎は1991年に建築。

去年行った3年に1度の定期点検では異常はなかったということです。

学校は通常通り授業を行っていて、市は梅雨明けを待って改修工事に着手する予定です。

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