ヴォルターズ熊本 新たなチームロゴと練習拠点お披露目

バスケットボールB2リーグの熊本ヴォルターズ。12年目となる今シーズン、新たなチームロゴ、そして、練習拠点が公開されました。

ヴォルターズは、2016年の熊本地震で練習拠点としていた益城町総合体育館が被災。その後は、ルネサス川尻スポーツプラザや再建された益城町総合体育館などを一般利用していて、練習拠点の確保が課題に挙がっていました。

1日公開されたのは熊本大学大江総合運動場内の体育館を改修したヴォルターズの新しい練習場、その名も『ヴォルターズGX』です。

お披露目式では、運営会社の湯之上 聡 社長が今後の運営方針などを説明。

本村 亮輔 選手と山本 翔太 選手が除幕式を行い、新たなチームロゴが発表されました。

コンセプトは「ヴォルターズソウル」。心の炎をモチーフに、チームカラーの赤と青、そしてバスケットボールのデザインがあしらわれています。

【本村 亮輔 選手】
「ヴォルターズの前の色も残しつつさらにいいものになっている」

【山本 翔太 選手】
「これを自分たちがシーズンを通して熊本の皆さんにロゴを知ってもらえるよう頑張る」

その後、行われた内覧会。練習場のすぐ裏にはミーティングルームと練習や試合後にケアを行う部屋。それに、選手たちの要望を受けて設計されたロッカールームも設けられています。

【本村 亮輔 選手】
「一人一人、サイズに合わせた椅子やビデオミーティングするとき用に選手が見やすいように動く椅子があって、いい」

また、2階には、最新のトレーニング機器とともに熊本大学の研究室も設けられ、選手たちの練習内容やコンディションを学術面でもバックアップする体制が整っています。

チームは早速、明日から、選手の顔合わせや練習などを「ヴォルターズGX(ジーエックス)」で行い、10月のシーズン開幕に備えます。

© テレビ熊本