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長崎市は申請手続きの失念により、昨年度の「出産・子育て応援交付金」の国の補助金のうち540万円が受け取れなかったと明らかにしました。
長崎市が受け取れなかったのは、国が3分の2を補助する「出産・子育て応援交付金」で、昨年度は1億5180万円の交付が国から受けられるはずでした。
しかし担当者が申請に必要な「支払発生日」の変更を上期分のみ行い、下期分の手続きは失念していたことから、受けられる補助金が540万円少なくなったということです。
市は今年2月、提出した下期分の事業費に差があることを県から指摘されていましたが必要な対応をとらず、4月22日に下期分の変更交付申請漏れが判明したとしており、その後国に追加申請しましたが追加交付・精算交付ともに認められなかったということです。
市は「確認不足」を原因にあげており、今後は「補助金申請等の事務を複数の職員で確認する」など、再発防止策をとるとしています。