![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180812285227286774/origin_1.jpg)
梅雨入りしたものの、宮城県内の降水量は平年を下回る状態が続き、鳴子ダムの貯水率も平年を下回っています。こうした中で、2日、関係自治体の担当者会議があり、農業用水の継続した節水に取り組むことを確認しました。
大崎市の鳴子ダム管理所で開かれた会議には、江合川流域の自治体で農地の管理にあたる職員が出席しました。
会議では、鳴子ダムは貯水率が6月2日に最も低い32.4%となり、その後、まとまった雨が降ったものの、現在も予断を許さない状況にあることが報告されました。
このため、コメづくりで農業用水が最も必要な7月下旬から8月にかけた穂が出る、出穂期に向け、節水対策に継続して取り組むことを確認しました。
鳴子ダム管理所 小嶋光博所長: 「これから水がますますいろいろなところで必要となるので、(農業用水の)節水に心がけてもらうとともに、ダムを有効利用してもらいたい」
鳴子ダム管理所では、農家に対し、農業用水の節水を呼びかけています。